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2008.12/10 [Wed]
「愛を乞うひと」を見た。
BS-i「愛を乞うひと」(1998年)を見ました。
今年は國村さんの過去の出演作が多く放送されて、嬉しい1年でした。
さて「愛を乞うひと」ですが、内容がものすごくハードです。
戦争、人種、虐待等、様々な問題が詰まっています。
主演は原田美枝子さん。
母親と娘の2役を演じておられます。
彼女が出てくると思わず目が惹きつけられます。
美しさはもちろんですが、すごい熱演なのです。
「半落ち」でもその後共演されてますね。
監督は平山秀幸さん。
この監督とは「笑う蛙」(2002年)や「魔界転生」(2003年)「レディー・ジョーカー」(2004年)「やじきた道中 てれすこ」(2007年)でもお仕事されています。
國村さんの役は『和知三郎』
傷痍軍人を騙って物乞いをしている人物です。
傷痍軍人って私が子供の時にも、まだいましたよ。
鉄鍋を吊って、繁華街に存在していました。
…照恵(原田さん)にとって3人目の父になります。
↓優しすぎるほど優しいのですが、子供たちを利用して物乞いさせるという強かさもあります。
この子役さんが原田さんによく似ていて、妙にリアルな感じ。

↓2人目の夫までは鳴りを潜めていた豊子(原田さん2役)の凶暴性が表れ始めます。
でもなぜかその矛先は娘に向けられ激しくなる一方。
和知は一応は庇いますが…

↓きちんと就職して家族を養うようになる和知。
照恵の中学の制服を買って帰るが、その事がまた豊子の虐待のきっかけになる。
初めは「よかったねぇ」と微笑んでいた豊子だが、照恵に和知の前で着替えろと促し、
拒むと「色気づきやがって!」と、物差しで顔面を殴りつける行為に…。
和知の中で何かが壊れたような表情。

↓照恵が働くようになっても、まだ続いている虐待…。
この頃になると庇うことはせず、
「顔はお止めなさいよ。明日会社に行けなくなりますから…。」
というセリフを、背を向けながらため息混じりに吐くように。
後ろでは照恵がホウキで殴られています

このあと照恵は和知と別れて家を出ようとする母から逃れ、新しい人生の中で結婚をし、娘と、父(中井貴一さん)の祖国・台湾へ父の遺骨を探す旅に出るのです。
和知はその後どうなったのか?それについては触れられずじまい…。
和知の出番がなくなってすぐに「サントリーオールド」のCMが流れたのには、なんか違和感が…。
入れるところを考えておくれよ〜(T_T)
半分嬉しかったけど…(笑)
詳しいあらすじはこちら→goo・愛を乞うひと
いや〜「最後の戦犯」を見た時とは、別の意味でしんどいっすわ!
なんせ虐待シーンが延々と続くもんで…。
そんな母親にも、なお愛を求める娘という図式が、たまらなかったです。
唯一褒めてくれたのが母の髪を梳いた時のみ…というエピソードが、
終盤に出てくるシーンの伏線になっているというのが、また切ない。
客を装って美容院を経営している母に会いに行く。
しかし母はすぐに娘だとわかるのです。
年老いた母の髪を再び梳くという事で、あの頃の想いにけりをつけ、
母を許すというシーンになるわけです。
サトウキビ畑が広がる父の故郷で、晴れ晴れとした表情で微笑む照恵の表情がラストシーンですが、何か釈然としないわぁ…。
あんな事で許せちゃうってのがわからない。
私が幸せに育ったからなのか?
な〜んか肩がずし〜んと重いわぁ〜。
今年は國村さんの過去の出演作が多く放送されて、嬉しい1年でした。
さて「愛を乞うひと」ですが、内容がものすごくハードです。
戦争、人種、虐待等、様々な問題が詰まっています。
主演は原田美枝子さん。
母親と娘の2役を演じておられます。
彼女が出てくると思わず目が惹きつけられます。
美しさはもちろんですが、すごい熱演なのです。
「半落ち」でもその後共演されてますね。
監督は平山秀幸さん。
この監督とは「笑う蛙」(2002年)や「魔界転生」(2003年)「レディー・ジョーカー」(2004年)「やじきた道中 てれすこ」(2007年)でもお仕事されています。
國村さんの役は『和知三郎』
傷痍軍人を騙って物乞いをしている人物です。
傷痍軍人って私が子供の時にも、まだいましたよ。
鉄鍋を吊って、繁華街に存在していました。
…照恵(原田さん)にとって3人目の父になります。
↓優しすぎるほど優しいのですが、子供たちを利用して物乞いさせるという強かさもあります。
この子役さんが原田さんによく似ていて、妙にリアルな感じ。

↓2人目の夫までは鳴りを潜めていた豊子(原田さん2役)の凶暴性が表れ始めます。
でもなぜかその矛先は娘に向けられ激しくなる一方。
和知は一応は庇いますが…

↓きちんと就職して家族を養うようになる和知。
照恵の中学の制服を買って帰るが、その事がまた豊子の虐待のきっかけになる。
初めは「よかったねぇ」と微笑んでいた豊子だが、照恵に和知の前で着替えろと促し、
拒むと「色気づきやがって!」と、物差しで顔面を殴りつける行為に…。
和知の中で何かが壊れたような表情。

↓照恵が働くようになっても、まだ続いている虐待…。
この頃になると庇うことはせず、
「顔はお止めなさいよ。明日会社に行けなくなりますから…。」
というセリフを、背を向けながらため息混じりに吐くように。
後ろでは照恵がホウキで殴られています

このあと照恵は和知と別れて家を出ようとする母から逃れ、新しい人生の中で結婚をし、娘と、父(中井貴一さん)の祖国・台湾へ父の遺骨を探す旅に出るのです。
和知はその後どうなったのか?それについては触れられずじまい…。
和知の出番がなくなってすぐに「サントリーオールド」のCMが流れたのには、なんか違和感が…。
入れるところを考えておくれよ〜(T_T)
半分嬉しかったけど…(笑)
詳しいあらすじはこちら→goo・愛を乞うひと
いや〜「最後の戦犯」を見た時とは、別の意味でしんどいっすわ!
なんせ虐待シーンが延々と続くもんで…。
そんな母親にも、なお愛を求める娘という図式が、たまらなかったです。
唯一褒めてくれたのが母の髪を梳いた時のみ…というエピソードが、
終盤に出てくるシーンの伏線になっているというのが、また切ない。
客を装って美容院を経営している母に会いに行く。
しかし母はすぐに娘だとわかるのです。
年老いた母の髪を再び梳くという事で、あの頃の想いにけりをつけ、
母を許すというシーンになるわけです。
サトウキビ畑が広がる父の故郷で、晴れ晴れとした表情で微笑む照恵の表情がラストシーンですが、何か釈然としないわぁ…。
あんな事で許せちゃうってのがわからない。
私が幸せに育ったからなのか?
な〜んか肩がずし〜んと重いわぁ〜。










愛を乞うひと
愛を乞うひと(1998/9/26公開・東宝)
最優秀賞・・・作品賞/監督賞/脚本賞/主演女優賞/美術賞/撮影賞/編集賞/照明賞
優秀賞・・・助演女優賞/音楽賞/音響賞
・・・など、各賞を総なめにした作品ですよね。
レンタルで初めて観たときすごいなあーと思いました。
一回で観れなくて2回に分けて観ました。
今なら児童虐待で逮捕じゃんなんて思いながら、國村さん扮する和知って
いう男には苛立ちながら・・・(笑)
後でまたゆっくり観ようと録画してあります。
今年、新国立劇場の『混じりあうこと 消えること』を演出された白井晃さんが
[この作品「愛を乞うひと」で國村隼さんに注目しました]というのを劇場パンフレットかなにかで読みました。
先日神田古書店でこの映画のパンフレットを買ったので映画を観てから
読もうかなと思っています。
>「サントリーオールド」のCMが流れた・・・
おっ・・・、それは楽しみですね(笑)
最近、CMにめぐり会っていませんから。。。